11月17日の世界早産児デーに先立って、
一歩では11月10日、11日に、
「小さく生まれた赤ちゃん写真展」を開催しました!
一歩としての写真展は3回目、
今回ははじめてのイオンモールでの開催となり、2日間で500人以上の方にご来場いただきました。
このイベントを知っていて、遠くからご家族で足を運んでくれた人、医療機器を担いで会いに来てくれた人もたくさんいました。
また、イベントのことを知らなかったけど、たまたまお子さんとイベント会場を通った早産児ママさんもいて、
「そうそう、うちの子もこうやって保育器の中で手を握ってくれて……」
「今、大きくなって、受験生で……」
と、過去のこと、今のこと、沢山お話をしてくれました☺️
私が印象的だったのは、熱心に展示をじっと眺め、涙してくれた男性。
「治療してようやく授かった子が今お腹の中にいます。高齢出産なので心配ですが、ただ無事に生まれてきてほしいと思ってます。こんなに小さく生まれて頑張ってきた姿を見て、感動しました。そして、こういう家族会があることを知れて良かったです」とおっしゃってくれました。きっと素敵なお父さんになるんだろうなと、一歩のメンバーの心も暖かくなりました🥹💕
今回、高校生や学生、社会人など小さく生まれて大きく育った方々の展示もたくさんしました。
会場にはそんな、「大人になった元リトルベビー」達も集まりました。
たまたま通りすがった「実は早産だった」10代、20代の方や、小学生のお兄さんお姉さんもやってきて、元気な姿を見せてくれました。中には、ご自身がリトルベビーで産まれたお母さんにもお会いできて、「大丈夫、私2人産んだから!!子供達私より大きくなったよ」と私たちを元気付けてくれました♪
一歩を通して早産児のママたちが繋がれたように、
早産で生まれた子どもたち自身も、繋がりや居場所をつくっていけたら良いなぁと思いました。
初めてのショッピングモールでの開催、人のたくさん通る場所ということで、展示の準備の段階から足を止めて見てくれたり、話しかけてくれる人もいました。
イベントを知らないけどたまたま通りかかって足を止めて見てくれる、そこで世界早産児デーのこと、リトルベビーのことを知ってくれる。それは私たちが今回ショッピングモールで開催したかった一番の目的であって、その思いが形になっていることを実感することができました🥹‼️
早産について知らない方や関心の無い方にも目の触れる場所での写真展、
開催する前はかなりドキドキしましたが、
蓋を開けてみたら、
ママ達だけでなく、子ども達にとっても、
自分の頑張りを確認できる素敵なイベントになったと思います。
早産で生まれ頑張っている子ども達のことを知ってほしい。
成長や発達がゆっくりでも、それを「頑張る姿」と認め、
優しく見守ってほしい。
そんな「一歩」の願いが少しでも届いていたら良いなと思います。
一歩は、みなさまのご支援にささえられ、
まもなく設立から5周年を迎えます。
今回、上尾市、上尾グラン育自ネットワークに共催となってもらい、アサヒグループ食品株式会社様、カネソン株式会社様にも協賛をいただきました。
本当に、ありがとうございました❣️