小さく産まれた子どもと家族の会「一歩」@上尾.さいたま

埼玉県さいたま市、上尾市を拠点にした低出生体重児の家族会ブログ

3月オンライン交流会🌸

3月交流会🌸

こんにちは!家族会一歩メンバーの西川です🌈

 

一気に暖かくなり桜も咲きはじめて、
お天気も爽やかな春分の日
毎月恒例の一歩交流会を行いました!

今回の参加者は、5人。

 

24週で出産したお子さんが現在NICU入院中のママさん、

25週で出産した3歳の子が4月から児発に通う予定の「一歩」メンバー、

助産師でありながらママを支えるNPOを立ち上げた「一歩」メンバー、

児童発達支援施設を経営する中で早産児を担当している保育師さん、

そして、ご自身が24週で産まれ、当事者の支援を目指す16歳の女の子。

 

少人数ながら、
色々な立場から疑問や意見を共有する、
濃ゆ〜い会となりました✨

母乳の量が増えず不安なママには、
助産師のメンバーから、ミルクならではの鉄分の豊富さを伝えたり。
児発と仕事の両立が不安なママ(一歩メンバー)には、
児発経営者の方から、ママが働いていることの良さを伝えていただいたり。

当事者の保護者から、
児発経営者の方に、保護者の気持ちを伝えたり。

そしてそして、当事者の16歳さんから、ご自分が育つ中で、
ご両親の接し方の良かったところをお話いただいたり。

それぞれの専門領域や、立場だからこそ分かることを語り合う有意義な会になりました。

 

 

24週で産まれた女の子は、
ママやパパが、早産についてネガティブな気持ちを見せず、「だからこそ、色んな大人が関わってくれる」ことや、「それなのに、頑張っていてすごい」という、前向きな言葉をかけてくれたことがよかったと、お話してくれました。

自分の発達がゆっくりなのも、早産だったからと、理由を伝えてもらい、
そのことを、恥ずかしい、という形ではなく、
「頑張った」という誇るべき過程として受け止められるように周囲の声かけがあったことが、
プラスに働いたと話してくれました。

彼女は何度目かの参加でしたが、
いつも自分のことを客観的にお話して下さり、
本当にクレバーで、子育ての指針になる言葉を語ってくれます。

 


いつか、早く小さく産まれた自分の子も、
こんな風に誰かのために力を尽くせるようになるかしら……と、お話するたびに勇気をもらえる気がします。

 

交流会では、当事者同士の支え合いはもちろん、
色々な「プロ」のご意見や、
子どもの立場の意見も聞くことができ、
いつも色々な方に支えられて、素敵な場を作り上げることができていることに感謝です。



実は、私の子どもの退院が丁度この桜の季節でした。

4年前、一緒に見ることを夢見てNICUに通った、桜。
今年も子どもと一緒に見られることが本当にうれしく、ありがたいです。
そして、今「一緒に桜を見たい」「一緒に外の景色を見たい」
そんな一心で面会に通うママがいたら、
「大丈夫だよ」
と声をかけてあげたい気持ちでいっぱいです。

 

一歩の交流会は、途中退出や飲食・家事育児しながらの参加も大歓迎なので、
もしご興味があれば、いつでも参加してみて下さいね。

 

f:id:ippo_ageo-saitama:20230322191134j:image