私は、産後SNSを始め、同じ境遇のママさんや助産師さんなど、本当にみなさんに助けられました。
産後、悲しくて泣いてばかりでしたが、少し落ち着いた頃から、自分も同じように低出生体重児を産んだママたちの助けになればと思い、少しずつ思いつくような活動を始めました。
ツイッターとインスタで、娘の着れなくなったプレミーサイズの服を、今ジャストサイズで着てもらえる赤ちゃんたちに送ったり、余った母乳パックをツイッターで集めて、今必要としているママに届けたり。
産後1ヶ月から母乳バンクに登録して母乳ドナーとして娘が退院する3ヶ月ちょっとの間、娘が飲みきれなくて余った母乳を寄付したり。(腸管壊死を防ぐために低出生体重児にとって、母乳はとても大切なもので、母乳が出なくてつらい思いをしているママ達の少しでも手助けになればと)
娘が退院したあとは、NICUに今まさに通ってるママ達のためにメッセージ動画を作りツイッターで公開したり。その動画の感想を載せてくれたコメントは私の宝物です。また、小さく産まれた赤ちゃんが成長していく姿を想像できないママ達のために少しでも勇気を与えられればと、出生から退院までの経過を載せたフォトブックを作り、病院に掛け合い置いてもらったり。何かやりたいという気持ちで、色々やってみました。
思いつくことを色々やってきて、思ったこと。。。それが家族会を立ち上げることでした。
私は家族会を立ち上げてやりたいこと
①地域のコミュニティを作る
きっと近くにいるであろう低出生体重児をもつママと、繋がる手段がなく孤独だった日々。
近くに仲間がいるっていうだけで心強いし、地域交流だからこその情報交換もできると思います。
②リトルベビーハンドブックを広める
リトルベビーハンドブックを知ってますか❓
これを全国の低出生体重児のご家族の手に届き、母子手帳を開くたびに辛くなるママや、使いづらくて記録を諦めたママが少しでも減り、そのブックを見ると、孤独感が軽くなる、そんな社会になったらいいな。
まずは、自分の地域から。。。
この存在を広めるため、活動していこうと思ってます。
③自分の体験を伝える。知ってもらう
私は、どうせ経験してない人には分からない。そう内にこもっていたくないと思ってます。もちろん同じ境遇同士の分かち合いは必要。でも、経験していない人、知らない人、本来そしてそれをサポートしてくれるはずの地域の保健師や助産師、そこで働く医療関係者や、行政。そして、地域に住むママさん達。みんなにまず知ってもらう。それが大切だと思います。
娘がどう産まれて成長していったか、自分がどんな感情だったか、何が辛かったか、早産したことで得たものなど色々伝えたいと思ってます。
堅苦しくなっちゃったけど、、、
そんなこんなで2020年1月。娘が一歳になるタイミングで家族会を立ち上げました❣️